2012年5月7日

電線からぶら下がるスニーカー

ニューヨークでは、マンハッタンの電線は全て地中に埋め込んであるようですが、それ以外の地域では、相変わらず電線が電柱からぶら下がっています。アストリアというクイーンズ地区にある自宅の近所も例外ではありません。

自宅の近所の電線からぶる下がるスニーカー
その電線から、スニーカーがぶら下がっている事がよくあります。一つや二つの時もあれば、まとめて沢山ぶる下がっている場合もあり、一体どういう事なのか過去に疑問に思って調べてみた事がありましたが、その時にははっきりした事は分かりませんでした。いままでに自ら電線にスニーカーをぶら下げた事があると証言する人に会った事もありません。

ウィキに載っていたサンディエゴにある
靴がぶら下がっている木
ところが、今日検索をしてみたら、ウィキに Shoe Tossing という題名で説明が付いているのを見つけました。やはり何故スニーカーを電線にぶら下げるのかには異説があるようで、一節によるとドラッグの取引場所を示すマークであるとか、または誰かが死んだ時に死者の靴をぶら下げるのだとか、ほかにも諸説が色々書いてありました。でも実際は、ニューヨークだけで行われている事ではなくて、ロサンジェルスのような都会や田舎でも、またカナダやヨーロッパの国々やオーストラリアの砂漠の真っただ中でも行われているようで、特別に珍しい光景でもないようです。人間の習性なのでしょうか。ニューヨークの場合は、スニーカーが多いのですが、場所によってはブーツだったり、靴を電線にぶら下げるのではなく、木の枝やフェンスに引っ掛ける所もあるようです。

変だなと思うのは、本物のスニーカーでだけはなく、厚紙に印刷されたスニーカーまでたまに電線からぶら下がっています。スニーカーを電線に引っ掛けてなくしてしまうのは嫌だけれど、でも引っ掛けたいという人の為にちゃんとそれ用の既製品もあるという事なのでしょうか。需要があるからこそ、供給もうまれるのでしょうが、こんな用途にまで出来合いの品があるとは、可笑しいです。



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