2012年12月20日

不味いインスタントラーメン

ニューヨークにある中国系のスーパーで、アジアのインスタントラーメンがずらりと勢揃いしているのは圧巻です。やはり中国のインスタント麺が中心ですが、出前一丁やサッポロ一番も必ずと言っていい程取り揃えてあるので、日本人でも利用している人はいると思います。

私が特に好きなのは、タイと韓国の麺類です。特に、タイのインスタント麺は、スープも麺も美味しいと思います。韓国のインスタント麺では、辛ラーメンが良く知られていますが、白いスープのラーメンもかなりイケます。

安売りしているインスタント麺があると、興味があるので、買って試す事がよくあります。大抵のインスタント麺はそれなりに美味しいのです。でも先日買った5袋セットの排骨雛味麺という台湾製のラーメンは、かなり不味かったです。

私は週末に自分と麺類の好きな息子の分のお昼にこのインスタントラーメンを作ったのですが、息子は一口食べて放棄してしまいました。確かに、スパイスの一種だと思いますが、何とも言えない妙なニオイがするのです。

私は味覚の許容範囲は人一倍広いと自負しています。何処の国の料理にも興味があるし、中華料理などは完全に守備範囲です。ところがこのインスタント麺ばかりは、臭くてダメでした。

あと三食分も残っていて、捨てるのも勿体ないと思い、どうにかして食べられないか研究してみました。どうやら臭いのは、透明の袋に入った調味油のようなもののようで、それを入れなければ普通の塩ラーメンのような味でした。

それでもちょっと物足りないので、ライムを絞ってみたり、ナンプラーを入れてみたり、ごま油を入れてみたり、唐辛子ペーストを加えてみたり… 幾つかのコンビネーションを試してみました。美味しいと言う程ではないものの、臭くもないし、何とか食べられます。

野菜も入れたいと思い、冷蔵庫に余っていた紫キャベツを入れたら、スープが何とも不味そうな紫色になってしまいました。

出来上がった紫スープのインスタント麺にライムを絞ったら、それまで青紫だったスープが赤紫に変色してしまいました。化学反応が起きたんでしょうね。

これに懲りずに、他の未知のインスタント麺にも将来チャレンジするつもりです。



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