2012年9月19日

アメリカの中国系メディア

アメリカには沢山の中国系移民がいます。私達日本人から見て、中国人か韓国人か日本人かというのは何となく分かる事が多いのですが、中国語が出来ない限り中国人を広東人、台湾人、香港人などに区別する事は不可能だろうと思います。また、アメリカで産まれた中国人と移民してきた中国人にも大きな差があります。

中国人移民同士でも出身が違うと言葉も違うので折り合いが悪いというのはたまに聞きます。例えばニューヨークでもフラッシングは台湾系が多く、チャイナタウンは本土系が多いなど、それぞれのチャイナタウンで中国人の構成も異なるようです。

特に、台湾人の中国共産党嫌いはかなり強いようです。歴史的に見れば、蒋介石が毛沢東に破れて台湾へ行ったのだから、元は同じ中国人でも中国共産党に敵対意識が強いのは当然なのでしょう。

本土からの中国人も、将来の中国の政情不安や経済不安を懸念して、財産のある人はそれを海外に移しているようです(中国人は昔から財産を海外に隠したり、子供を海外に出す傾向が強いようです。)。つまり、中国共産党の監視の目は怖いけれど、本土の中国人達も国家の行く末に大きな不安を感じているのです。

今回の尖閣諸島問題に関する中国各地のデモは、中国共産党の上層部の権力闘争に利用されているようで、デモを先導している人達も地元民ではなく公安警察だったり共産党がわざわざ駆り出してきた人びとのようです。普段、集会等を一切禁じられている一般の中国人は、デモを見てお祭り気分になって参加したり、それに乗っかってちゃっかりと反共産党のデモもしているようです。

こういう情報は、在米の中国系メディアから見る事ができます。日本語訳もあり、中国の内政なども分析しているので、何故尖閣諸島問題がエスカレートしているのかなどその裏事情も分かってなかなか興味深いです。

新唐人日本語サイト
新唐人英語サイト
大紀元日本語サイト
大紀元英語サイト (The Epoch Times)
ウィキによる大紀元の記述



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