2012年9月3日

クリント・イーストウッドのスピーチ

アメリカは、今年末の大統領選挙を控えて、政治の季節にドップリ入っています。9月3日のレイバー・デー(勤労感謝の日)の前には共和党大会が、後には民主党大会が行われます。

先日幕を閉じた共和党大会で一番の話題をさらったのは、ミット・ロムニーでもポール・ライアンでもアン・ロムニー夫人でもなく、俳優のクリント・イーストウッドでした。

クリント・イーストウッドは最終日のスピーカーの一人だったのですが、空の椅子にオバマが座っている事を想定して、椅子に向かって話しかけました。約12分間のスピーチは滑らかとは言い難く、話している事自体まとまりがなく、殆どアドリブのようにも見えました。

クリント・イーストウッドは、ロムニーが個人的に極秘で招待したと各紙は伝えています。党大会側はその椅子に老俳優が座るものだと思って用意したのだそうです。

また、共和党側は俳優が予定時間を過ぎてもスピーチを止めなかったと言っています。でもビデオを見ても分かるように12分間のスピーチは長いとは言えず、せっかく用意した秘密のゲストに5分間しか喋る時間を与えないというのも考えにくいと思います。

確かに、クリント・イーストウッドのスピーチは奇妙でしたが、共和党は党大会のマズかった所を全て俳優に被せようとしているような気がします。

ユーチューブに
No, no, no Clint that's not Barack Obama. That's a chair.
違う違う、クリント。それはバラック・オバマじゃないよ。椅子だよ。 
というコメントさえありました。

クリント・イーストウッドは俳優として上手に年をとって行ったし、素晴らしい監督でもあります。次の映画で是非盛り返して欲しいものです。







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