2012年9月2日

日本には共和党が有利?

どういうわけか日本人は、アメリカ民主党よりも共和党の方が親日であると思っているフシがあります。何故なのかその根拠が分からないのですが、日本人の頭の中にあたかもインプラントされているようです。

今年末の大統領選挙も、ロムニーが勝利すれば日本に有利だと思っている人も多いようです。多くの日本人は、ロムニーのヨーロッパ遊説中の日本に関する発言を知らないか、許したか、忘れてしまったのでしょう。

日本にとって、どちらの党から大領領が出たからといって、有利不利に働く事はありません。アメリカにとっては、アメリカの利益の延長線上に日本やヨーロッパ、イラク、アフガニスタンがあるだけです。今の所、世界中で唯一、共和党を民主党よりも支持する理由がある国は、イスラエルのみだと言って差し障りないと思います。

ここ数年、ティーパーティーの出現によってアメリカの共和党は大きく変わって来ています。現在の共和党はブッシュ(父)やレーガンの頃の共和党とは別物であると、長年の共和党支持者や共和党議員も言っています。それを日本は一体どのくらい理解しているのか、疑問に思う事があります。

ところで、数年前にアメリカだけでなく世界中で有名になったサラ・ペイラン、副大統候補は、先日ロムニーを大統領候補として選出して幕を閉じた共和党大会では、名前すら出て来ませんでした。おそらく彼女の政治家としての生命は終わったのでしょう。綺麗で大変野心のある人なので、将来また別の形で表舞台に出て来るとは思いますが。



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