多くのメディアは、黒人差別とフロリダの行き過ぎた正当防衛の法律の二つの面から、この事件に関して報道しています。もしも少年が黒人ではなかったら、おそらく怪しいと思われる事もなかっただろうし、射殺される事もなかったと思います。黒人が大統領になっても黒人差別があるというのは事実だし、正当防衛ならば何をしても許されるという法律もおかしいと思いますが、銃規制に関しても語られなければ、この問題への取り組みは片手落ちだと思います。残念ながら、これを機に銃規制についてもう少し考えてみようという団体や報道は見当たりません。ナショナル・ライフル・アソシエーションの得体の知れない恐ろしさを改めて感じます。
日本でも明らかに日本人ではないと分かる人が、地方の小さな街を歩いていたら、住民は振り返って見るだろうし、よそ者、外人という事で、警戒するだろうと思います。ヨーロッパにも黒人、アラブ人、東洋人に対する差別は根強くあります。おそらくどんなに文明が進んでも、なんらかの差別は存在すると思います。ただ、アメリカ以外の先進国では一般人が銃を持つ習慣がないので、差別こそ存在しても、それによって死者が出る事は稀なのです。
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