2012年2月24日

ご挨拶

ニューヨークでデザイナーとして過去15年程やって来たのですが、どのようにしたら自分のバックグラウンドや専門をフルに生かした仕事ができるか、いつも考え続けていました。昔から私の興味の対象はデザインのみでなく、文化全般、政治、社会現象、ファッション、世界情勢、食品、経済など、多岐に渡るために、実際の自身とデザイナーとしての仕事をしている自分にギャップや物足りなさを感じていました。

時間を取ってあれこれ考えてみた結果、日本とアメリカの架け橋になるようなブランド・コンサルティングの仕事ならば、自分の持っている知識や興味の範囲を生かして社会により貢献できるのではないかと思うようになりました。ブランド・コンサルティングというのは、会社が投影するイメージに関してアドバイスする仕事です。私のバックグラウンドはデザインなので、アドバイスも視覚的なイメージに関するものになります。

例えば、日本とアメリカの会社では、パンフレット等に使う色の選択肢もデザインの好みもかなり違います。ロゴに求められるものにも違いがあります。デザインは、その国の文化、環境、時代、歴史等を強く反影しているからです。グローバリゼーションの時代とはいえ、それぞれの国の言葉が一つの世界語にならないように、それぞれの国に息づく文化の違いも消滅することはありません。

アメリカ企業でデザイナーとして働いた経験や英語力、アメリカ全般に関する幅広い知識を生かせば、日本で既に実績のある企業がアメリカへ事業進出する際にアドバイスを提供できるのではないかと思いました。たとえば、アメリカでプロフェッショナルに見える英語での名刺やレターヘッドの制作を行ったり、ロゴに関するアドバイスを行ったり、という事です。また逆に、アメリカの企業へも日本語でのデザインサービスも行います。

業務の一環として、日本の潜在的なクライアントにアメリカの文化、社会現象、時事問題等を知ってもらう為に、自分がやっていた既存の日本語のブログの内容を少し変えて継続していく事にしました。日本に関する英語のブログも継続して行きます。仕事のブログになるので、今までとは内容が少々異なってくると思いますが、幅広い内容でアメリカの内状が見えるようなブログにして行きたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。



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