その時に演奏された Danzón No. 2(ダンソン・ヌーメロ・ドス)という音楽は、今まで聞いた事がなかったのですが、ラテン系のノリの良いリズムと美しいソロと厚みのあるオーケストラが一緒になった素晴らしい曲でした。家に戻ってからもう一度聞きたいと思いユーチューブを探していると、グスターボ・ドゥダメルのレパートリーらしく、彼が指揮している様々なビデオが出て来ました。
ユーチューブで Danzón No. 2と入れて最初に出て来るのは、ドゥダメルがベネズエラの高校生オーケストラの指揮を大晦日コンサートで行っている様子です。ベネズエラ人の彼は、ベネズエラの高校の音楽ディレクターを務めているらしく、他にもベネズエラの高校生を指揮しているビデオがユーチューブで見つかります。また、彼はベルリンフィルでも同じ曲を指揮しており、その様子もユーチューブで見る事ができます。とんでもなく楽しくてノリノリのベネズエラの演奏とは異なり、典型的な美しいクラシックのベルリンフィルの演奏。両方ともそれぞれの魅力があり、とてもすばらしいのです。同じ指揮者が同じ作曲家の曲を違うオーケストラで違う解釈で行うとこんなにも異なるのかと驚かされます。ドゥダメルは素晴らしい指揮者だと思いました。
ドゥダメルはとても若いのでこれから末永く活動してくれると思うので、私も将来一度は、彼の指揮する音楽を聞きに行きたいなと思っています。
付け足しですが、Danzón No. 2は、メキシコの作曲家 Arturo Márquez が1994年に発表した新しいクラシックだそうです。2009年には、曲の為の短い無声映画が作られており、作曲家自身がピアニストとして出演しています。映画自体はちょっとメキシコの昼メロみたいですが、演奏は迫力があります。
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