2012年10月10日

中国人街へ

今日は、主治医に新しい処方箋を出してもらうついでにインフルエンザの予防注射もしてもらおうと、ニューヨークの中国人街の一つ、フラッシングへ行って来ました。私の主治医も産婦人科医も両方台湾人なので、フラッシングで開業しているのです。

ニューヨークは人種による住み分けが高度に進んでいるところで、フラッシングは、台湾人の中国人街です。私のような素人には、フラッシングとマンハッタンのチャイナタウンの区別など付きませんが、中国人はちゃんと区別しているようです。

私の住んでいる近所にも内科医や産婦人科医は沢山いるのですが、私の内科医は夫が20年以上も通い続けているかかりつけの医師で、診察にたっぷりと時間を取ってくれるのが特徴です。そのため、待ち時間も長くなってしまう事が度々あるのですが、このような医師は滅多にいないので、わざわざ地下鉄で1時間かけてもそこに行くのです。

フラッシングに行くついでに、中国系のスーパーマーケットで買物をして来ようと、買物リストを片手に和食材料も買って来ました。私の住む近所にも日系のコンビニがあるのですが、やはり少々高いのです。日系のコンビニでしか手に入らない素材以外は、やはり中国系のスーパーで買物してしまいます。

新聞では、中国人が日本人を攻撃とかビジネスをボイコットとか、色々書いてありますが、ニューヨークではそんな事は全く感じません。中国人の主治医も、診療所の受付の人も、スーパーの店員も、以前と全く変わりありません。

駐在員でもなければ、自分の生まれ育った国を自ら離れて他国に住むというのは、かなり大変な作業です。それをあえて行わせるだけの強い動機が、それぞれの在米中国人にも在米日本人にもあったはずです。やはり、私を含めた在米外国人は自分の祖国を少々斜に構えた態度で見ているのでしょうか。それとも報道は、わざと事実よりもセンセーショナルに仕立ててあるのでしょうか。

このままあのちっぽけな島への人びとの関心が薄れて、もっと本当に重要な事にそれぞれの国民が情熱を注いでくれたらと密かに願っています。



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