2011年10月16日

眼鏡

日本で100円ショップに行った時に、+1の老眼鏡をかけてみたら、とてもよく見えることに驚きました。普通にシンプルな黒のプラスチックフレームの眼鏡です。アメリカでも老眼鏡は安くドラッグストアーで手に入りますが、それでも5ドル位だと思うので、100円というのには驚きました。ほかの100円ショップの品物もそうなのですが、どうやったら100円で物を作って売れるのか、不思議です。友人からも「老眼の度はどんどん進むから、安いのをみつけたなら、全種類買い揃えて置いたら?」と言われた程です。

普段運転をしている時に、道路表示が見えにくくなっていたり、目の焦点をあわせるのに時間がかかる事には少し前から気がついていました。秋になって、ようやく眼科に行って診てもらい、45才で初めて眼鏡を作る事になりました。

以前から、眼鏡をかけるとお化粧をしなくてもお茶を濁せるような気がして、眼鏡はすこし憧れの存在だったのですが、晴れて眼鏡を使うようになると、その煩わしさも初めて理解しました。保険をつかって、最初に眼科で作った眼鏡は遠近両用でした。下が老眼になっているので、階段の上り下りの時に足元を見ると澱んでいて、かなり怖いのです。そのうちに踏み外しそうな気がするので、階段では眼鏡を外す事にしました。フレーム自体も最初は気がつかなかったのですが、少しキツいような気がします。なんだか頭が痛くなったのも、ぴったりと合っていないフレームのせいだったのかもしれません。

以前グルーポンで$200までの眼鏡を$50で作れるというのを買ってあったので、もう一つ眼鏡を作ることにしました。今度は老眼抜きです。フレームも初めに選んだ時よりも、選び方が少し分かって来たので、一日中でもずっと使い続けられるようなものを買う事ができました。

今まで眼鏡をかける習慣がなかったので、なにかが顔の上に乗っかっているというのは、なかなか慣れにくいものです。それでも一度眼鏡をかけて、今までピントが合ってなかったものがはっきりと見えるようになると、いかに今まで見えていなかったかが良く分かり、眼鏡なしでは気持ちが悪いのです。



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