2011年10月15日

雨の日の妄想

ニューヨークのような大都会にも、人が足を踏み入れた事がないような森の奥深くにも、大海原にも、同様に雨は降ります。今も昔も。そんな事を今日みたいな雨の日に妄想するのが好きです。

マンハッタンに、まだヨーロッパ人が足を踏み入れる前、ブロードウェイがまだけもの道だった頃も、今と同じように雨が降っていたのだろうと考えると、風景から、ビルや道路や信号や人々や音までが消えて行き、所々にある沼地と木々の間に静かに降る雨が想像できます。

その昔、今から400年程前、マンハッタンはマナハッタと呼ばれた島だったといいます。今のような超大都会になるまでには、様々な変遷があったのでしょうが、雨が降ると、そんな人間の活動も地球の歴史の上では一瞬に過ぎないのだということを思い知らされます。

昔のマンハッタンに関しては、詳しくはナショナル・ジオグラフィックのウェブサイトに興味深い話が載っています。写真もそこから拝借しました。



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