2011年9月6日

トンボ玉


今回の日本滞在中に、鎌倉の小町通りを少し入った所にある「かんざし屋」というお店で、大きなトンボ玉2つとそれを付ける為の金属のかんざし軸を買いました。かんざしの先端にネジが付いていて、トンボ玉を入れ替えできるようになっています。お店の御主人に「このかんざし軸さえあれば、どこで買ったトンボ玉を買って付け替える事ができるよ」と言われ、一気にトンボ玉に興味が湧いてしまいました。


トンボ玉という名前を知ったのは、6~7年前に鎌倉小町通りにある「石ころや」という半貴石を売るお店に入った時でした。そこでは、勾玉やトンボ玉などに加工されたアクセサリーを売っていて、2階にあるスペースでは自分で好きなパーツを買ってオリジナルのアクセサリーを作ることも出来ました。


トンボ玉自体は、紐などを通す事ができる穴の開いたガラス玉なのですが、かなり古い歴史を持ったもののようです。日本ではその美しさから江戸時代に人気が出て、根付けやかんざしに盛んに使われた様ですが、明治に入ってその技法は後世に伝えられる事無く途絶えてしまったという事です。


今、日本で作られているトンボ玉は近年になってから、昔の技術を復元して作られている様です。勿論、江戸時代のアンティークも探せば手に入るようですが、そこまでしなくても可愛らしいトンボ玉は見つかります。ただ、それほどポピュラーな物ではないので、行く所に行かないと買えないというのが悩みの種でもあります。

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