その終点の長井の少し手前辺りに、荒崎海岸があります。三浦半島の西側で、行政区としては横須賀なのですが三浦市との境辺りです。バスが海岸の横を通り過ぎて景観が見えるまですっかり忘れていたのですが、荒崎海岸は子供会の遠足で行った所です。
ごつごつした岩場の海岸で、引き潮の時には遠くまで岩場が露出し、そこに残された小さな蟹やヤドカリを捕まえて遊んだのを覚えています。当時は磯遊びに夢中で気づかなかったけれど、波に寝食された岩が作る海岸線は入り組んでいたり、トンネル状にえぐられた岩があったりと、かなり風光明媚な所です。
この辺りには、最近話題になった三浦断層が走っています。今年3月の東日本大震災の影響で周辺地域の地殻活動が活発化され、三浦断層にも更なるひずみが蓄積されて30年以内に地震を起こす可能性が高まったのだそうです。首都圏に近い三浦断層が滑ったとすれば直下型の地震になるため、要注意地域となるのでしょう。ネットで見ると、荒崎海岸の露出した岩肌にも不整合が沢山見られ、この辺りの地殻変動の凄まじさを物語っています。
息子は自然と戯れるのが好きなタイプなので、来年日本に行った時には是非連れて行きたいと思っています。ただその時には、万が一地震が起こった時に備えて、高台にのぼる避難経路をまず確認しないといけませんね。
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