2011年9月16日

ペット

今年の夏、息子は母の入居する老人ホームで働いている人から立派なオスのカブトムシをもらって大喜びしました。息子にとっては初めてのペットで、日本にいる間は昆虫ゼリーをあげたり、手の上に乗せたりして楽しませてもらいました。

それを群馬に住む妹に電話で話した所、「ウチでもペット飼ってるよ。」と答えがかえって来ました。

「何?」
「芋虫。」
「捕まえたの?」
「うん。ベランダの植物に結構大きいのがくっついてたから、それを捕ってビンに入れて育ててるんだけど、よく食べるし正露丸みたいなウンチをコロコロするんだよ。でも最近動かないんだよね。色も赤紫色になってるし、死んじゃったのかな。」
「写真送ってよ。何が出て来るのかな?」
「わかんない。でも、蛾々様が出て来たらヤダなぁ。」

そして、「サナギちゃん」というタイトルで8月の上旬に上の写メを送って来ました。その後どうなったのか、何度か電話で話した時に必ず聞いていたのですが、何の変化もなかったようです。

9月に入ってニューヨークに戻り、夏の昆虫の事などすっかり忘れていたら、妹からメールが届きました。「サザナミスズメという恐ろしい蛾になりました。」と書いてありました。手塩にかけて育てた芋虫が蛾だったのか…と笑ってしまいましたが、芋虫の状態で死んでなくてなによりでした。でも、サザナミスズメの幼虫ってネットで見たら緑色なんですけど。

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